彼女らはうめき、ぞめき、立ち上がる。
汚れた死者の腕に抱き留められた男達は、
貪られ、啜られ、肉体という肉体を穢されてゆく。
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前作まではサキュバスをテーマとしていましたが、今作からは、
ファンタジー世界の他のモンスターを取り扱います。
今作のテーマはアンデッド。
ゾンビ、吸血鬼、おどろおどろしい死霊など、不死の怪物達に襲われ嫐られる様を、
M系小説界隈他から選りすぐりの作家陣が記します。
●ゾンビ 「Village of the Dead」
中堅ながら、確かな実力を持つ、ロバート率いる4人の冒険者パーティ。
ひょんなことからネクロマンサー討伐の依頼を受け、田舎村へ向った冒険者一行だが、
そこには罠が待ち受けていた。
女だてらに長物を振り回す、口喧嘩仲間の女戦士も。
幼馴染にしてパーティの良心である、しっかりものの女僧侶も。
アルジとカクの間柄で結ばれた、暗殺者の少女も。
1人、また1人とゾンビにされ、主人公に襲い掛かる。
小説:背戸山葵 挿絵:UN_DO
主なHシーン:ゾンビ化/逆輪姦/種搾り
●吸血鬼 「蒼い月の夜に」
少年ルイは毎夜のように、友人が連れ去られた夜の事に思いを巡らせていた。
いずこから聞こえる笛の音に誘われて、満月に照らされた夜道に出たルイは、
友人であるアンドレイが吸血鬼に襲われる姿を目撃した。
何の能力も持たないただの少年が吸血鬼に抵抗できるわけはない。
ルイの目の前で、アンドレイは、嫐られ、血を吸われ、身も心も凌辱された。
しかし、その顔は蕩け、恍惚に満ちていたのだ。
今晩もあの日と同じように月が満ち、薄青の光が部屋に差し込む。
そして少年の耳に、あの音色が聞こえてきた――
小説:背戸山葵 挿絵:なぐ
主なHシーン:マント搾精/吸血射精/美少年家畜化
●スケルトン 「死なぬ少女の朽ちた果て」
領主の娘として生まれたベアトリーチェは、とある理由で、
従僕であるマルティーノと2人旅をすることとなった。
しかし、ベアトリーチェには、不死の呪いがかけられていた。
不死の体は痛みを感じず、疲れも眠気も発生しない。
箱入り娘で何もかもマルティーノに頼り切りだった彼女は、
これでマルティーノの負担が減ると、不死の体を喜ぶが、肉体の腐敗は別だった。
死んだ肉体は土気色になり腐りだし、美しい金髪も失われ、やがて2人の旅は終局を迎える。
小説:茶 挿絵:笹谷四季
主なHシーン;TF(異形化)
※TFがメインとなるため、エロは薄めです。
●キョンシー 「摘まれし花の如く」
自らの村を滅ぼした仇敵を恨み、血の滲むような努力を続けてきた主人公。
しかし運命は残酷であった。
主人公の目の前に、呪符に操られ、仇敵に絶対服従のキョンシーとして
立ちふさがったのは、死んだはずの元恋人。
仇敵の意のままに主人公を押し倒したキョンシーは、渇きを満たすがごとく、
主人公の精を貪るのだった。
小説:majiko 挿絵:シグにゃむ
主なHシーン 足コキ/フェラ/背信快楽負け
●ゴースト 「熟肉の虜」
母親に色情霊が取り憑いた――助けを求める幼馴染の手紙に、
馬を飛ばして駆け付けた主人公が見たのは、淑やかさからかけ離れた淫らな人妻の姿だった。
規格外の爆乳を揺らし、腰をくねらせ、経産婦のばかでかいヒップを見せつける。
町一番の美貌を誇る美熟女の誘惑に、若い雄の理性は崩れ去り、
自らも色情霊の術中に嵌ってしまう。
小説:トロスタニ 挿絵:鈴輝 桜
主なHシーン 誘惑・色仕掛け/パイズリ/フェラ