【作品コンセプト】
1・保健室という心の拠り所に居る天使が、実は淫魔のように甘く
誘惑してくる様子と、軽い催眠状態の疑似体験を目指しました。
2・それぞれ独立したパートでも楽しんで貰えるように設計しました。
3・比較的短い時間で快感の無限ループを楽しんで頂けます。
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本作は誘惑、魅了などをテーマにした音声作品です。
ヘッドホンもしくはイヤホンでの視聴をおすすめします。
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とある学園の保健室で行われる密やかな情事。
学園に通う主人公・樫谷間蓮(かしやまれん)は、今日も授業を抜け出し、
美貌の養護教諭のもとへと向かう。保健室の白いドアを開けると、今日も
穏やかに微笑む志茂田佳奈(しもだかな)が彼を待ち受けていた。
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サークル欲望の塔として久しぶりの作品は、肉体の快楽以上に心を
支配されて、甘やかされたい人に向けたものとなりました。
激しい性行為はありません。静かな空間で心を溶かされ、責められ、
そして癒やされる。そんな無限ループに近いイメージを優先しました。
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【作品内容】 ※台本を一部抜粋
「あら、こんにちは。授業でどこか怪我をしたの? それとも、具合が悪いのかしら」
「そう、気分がすぐれないのね。とにかくそこへ座りましょうか」
「ゆっくりでいいから、気持ちを落ち着けてね。それから少しお話を聞かせてね」
「くすっ、どうしたの? そんな目で見つめて……」
「見つめ返してあげる……なーんてね♪ うふふ、今のは冗談よ」
「そう簡単には気分が良くならないとは思うけど、その気になったら教えてね」
「うん? そっか、胸が苦しいんだ……どうして?」
「なにか悩み事とかあるよね。そういう年頃だもの」
「ねえ……もしよかったら、先生に教えてくれる? 相談に乗れるかもしれないから」
「えっ、どうして笑っているのか、ですって? ふふ、だって……怒っている顔よりは良いかなと思って」
「じゃあ、真面目な顔でいたほうが良い? 私はどちらでも良いけど」
「困らせちゃったね。ふふふ……それで、キミの困りごとはなぁに?」
「ふむ、最近……気になる人がいるんだ? それって好きな子、だよね」
「真面目に聞いてるよ? 羨ましいなと思いながら、ね」
「だって、熱い想いを寄せられる女子がいるなんて、普通は羨ましくなるものでしょう」
「しかもキミみたいな、真面目そうな男子になら、なおさらね」
「少し妬けちゃうなぁ……でも、その人が原因なんだよね? キミがここに来た理由」
「ねえ、こっそり教えて? キミの好きな女の子のこと……」
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