「さあ、射精すがよい! そして余の膣内で死ぬがよい!」
「でるぅっ! ベルルさまぁっ!」
射精、した。 まさしく『射』精だ。信じられぬほど大量の白濁液が勢いよく噴き出したのだ。
こんな快感は初めてだ。これが童貞を失うということなのか。
体内にあるすべてのものをエネルギーに変え、天に向かって発射するかのよう……。
サキュバスを相手に童貞を失う――それは、生気を奪われての死を意味する。
人生最高の射精が、人生最後の一瞬だった。 ヨシフミはそのまま目を閉じる……
「お兄ちゃん、起きて! 目を覚まして!」
妹の明日香も巻きこんで、大騒ぎのサキュバルワールドの生活はまだまだ続く!