オレ、涼紀春斗(すずき はると)はアフリカで探検中の祖父に託されたシェアハウス
「メルヘン荘」の管理人になる為、10年振りに生まれ故郷に戻って来た。
…管理人といっても学生と兼任なので転校もセットだ。
そして、シェアハウスの管理人になる事を決めてから、オレはとある野望を思いついていた。
そう、それはメルヘン荘を女の子でいっぱいにして、きゃっきゃっうふふな、
ひ○まり荘的、素敵シェアハウスにすること!
到着早々表札の文字を入れ替えて「メルヘン荘」→「メンヘル荘」に名前を
変えるイタズラをした近所のガキを説教する。
気を取り直して正面玄関の扉を開けると、
「お帰り、春斗」
そこには出迎えてくれる、一人の幼馴染の女の子が。
「……えっ、誰?」
オレに女の子の幼馴染なんていなかったぞ……。
そんなこんなで「メンヘル荘」の名前に導かれる様にちょっと残念な女の子たち次々と住み着く。
「女の子でいっぱいのシェアハウスにする野望は叶った!」
それは同時にHなハプニングの連続で息継ぐ暇もなく彼女たちに振り回される日々の始まりでもあったのだ…。