神の力を世に生かし、人が神となるべきか。
人の身には余る力として封印しておくべきか。
神の力を秘めた聖遺物をめぐる多国籍企業RDA(Reliquiae Development Assistance Inc)と聖遺物保護教会の戦いは長きにわたって続いている。
この物語は、亡き父親の遺志を継ぎ、RDAの特務班に所属することとなった主人公・風間刀也が、
敵、味方となるヒロインたちと出会い、彼女たちと共に成長してゆく物語。
戦いを通じて、刀也は己の未熟さに憤り失望しながらも、先輩、上司、同僚、ヒロインたちに支えられながら、
自らの前に立ちはだかる壁を懸命に一つずつ乗り越えてゆく。
そんな彼に、自らの信じる真実を貫き、戦い続ける気高くも個性豊かなヒロインたちが、それぞれの真実を告げる。
真実はけして1つだけではなく――
相反する様々な真実を前にし、幾多の葛藤に苛まれる刀也。
いずれ、彼の元に、1つの真実を選び、運命(サダメ)を決めねばならない日がやってくる。
何かを得るためには、必ず何かを失わねばならない。
それが世の理(ことわり)――
相反する真実を知った上で、刀也がヒロインと共に選ぶ道とは?果たして、刀也が得るものとは?はたまた失うものとは?
「俺は知らなかった。強さっていうヤツは、そう簡単なものじゃないってことを。
すべてを受け入れて赦す強さもあれば、嘘を貫き通す強さだってあるってことを」