タンテイセブン

僕らが、すべてを暴いてみせる。

――おれの名前はヒババンゴ。われながらひでえ名前だ。
この名前のせいで、ガキのころからイジラレ系一直線な人生だった。――

そんな蛮悟には仲間がいる。

幼なじみ「かすみ」。
親友「零士」。
その妹「まりや」。

みな浅草の「言問学園」に通う●校生。

そんな彼らが結成した部活が「超妍」。
超常現象を研究するサークルだ。
ちなみに「妍」はかすみの誤字。
このおバカな彼女がサークルの牽引役だ。
部員の頭数を確保し正式な部活動に昇格すべく、
「超妍」こと「超常現象研究会」は超常現象の探求に突き進む。

自分たちの城=部室を
ゲットするために立ち上げたサークル
「超常現象研究会」略して「超妍」。

しかし状況は甘くない。
部員数が揃わなければ公認が得られず、
部室はライバルに奪われてしまうのだ。

部活動を積み重ね懸命に勢いを
盛り上げる主人公と幼なじみ。
そして集まってくる個性的な仲間たち。
そんな彼ら超妍の行くところには
不可思議な事件が発生する。

いわく。迷い猫を探して踏みこんだゴミ屋敷。

そこは心霊現象の巣窟、霊障のテーマパークだった。
血筋の絶えた旧家の謎を追い、
一行の探索は屋敷の奥へ奥へと進む……!

そしてまた同時に。

本校の周囲で発生する一連の猟奇事件。
危険ドラッグ騒動、猫惨殺事件などを皮切りに、
ついに殺人事件まで起きてしまう。

そして現場に決まって残されるぬいぐるみの暗示……
黒幕はいったい誰だ?!

幼少期の出来事ゆえにそれぞれ備わった「異能」。

彼ら超妍はそれらの特殊能力を武器に怪奇な難題、
猟奇な事件にドンとぶつかっていくのだった……!
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