–初めての恋。
それは誰もが経験する、とても甘く切ない経験。
柳木原 太一も、恋をしていたことがある。
だけど、それはとても切ない経験で終わってしまった。
それから2年、太一は新たな一歩を踏み出そうとしていた。
太一は人工島『霧ヶ峰』にある白隈学園で、一人の少女に恋をする。
一瞬でその少女に心奪われ、新たな恋へ進もうとした時–
初恋の少女そっくりの幽霊『リン』が空から落ちてくる。
忘れたはずの初恋。順調だった恋。
太一はまた初恋を目指すのか、それとも新しい恋を掴むのか。
新しい三角関係の春が幕を開ける。