「逃げられるワケないじゃん♪ 運命なんだから…。」
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予感というものがある。
科学を超越した、形のない何かを知る瞬間。
二人は同時に気付いてしまった。
偶然ふれあった瞬間に走り抜けた、得体のしれない電撃のせいで。
ただし、反応は正反対。
新任の男性教師は、ただ恐怖した。
ビッチな女生徒は、ひたすら嬉しそうに笑った。
彼らが予感の中に見たものは、互いを求めて快楽に溺れる未来。
運命とでも呼ぶべき肉体相性を自分たちが持っているコト。
―――そう。
冴えない教師は知ったのだ。
接触が濃厚になればきっと、この女の体にのめり込んでしまうと。
立場もプライドも何もかも忘れて、破滅するまで。
まだ若い悪女は知ったのだ。
自分の身体は、この男を籠絡することに誰よりも長けていると。
容易に言いなりにすることが出来る筈だと。
教師は逃げることを決めた。
何に変えても、この女生徒と関わってはならない。
悪女は追うことを決めた。
手軽な奴隷を作るために。
肉欲の運命はこうして回り始めた。
二人の目論見を原動力に、破滅に向かう螺旋となって。
互いの異常な被虐性と嗜虐性を、徐々に引き出しながら。
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■基本CG 15枚
■ストーリーCG 150枚 (基本15枚 + 差分135枚)
■全体CG 301枚 (ストーリーCG 150枚 + 文字なしCG 150枚 + タイトルCG 1枚)
■画像サイズ:1600×1200