らぶきゅばす! 〜おんなのこあくま♀♂おとこのこあくま〜

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主人公・タロウには英国少女の文通相手がおりました。
ある時、その文通の相手・エレナの一家が日本に引っ越してきて、初めて会うことになったのです。

(こいつ、横柄だな。‘ボクより格下’なくせに……)
(あれ?初対面なのにアタシこの子が苦手。この子、まるでいじめっ子みたい……)

お互いにまったく根拠のない嫌悪感。最悪の出会いでした。

そんなエレナから手書きの書物をもらったタロウは、そのページをめくるうちに自身の前生の記憶を思い出します。
実はタロウは、‘性魔術の研究’のために転生を繰り返す魔法使いだったのです。
前生の記憶が甦ったタロウは呪文を唱え、魔界の住人である淫魔の姉弟・るぅなとりぃねを召還します。

「すっごい正式な手順で召還されちゃったぜ!こんなのひさしぶりだわー」
「うん。術式が正確だと抵抗できないね」
「あっ!もしかしてあんた、アイツの生まれ変わり〜〜?」

タロウは前生でもるぅなを召還し、インドはタントラの秘儀、中国の房中術などで散々な目に遭わせていたのです。
そしてタロウは淫魔姉弟を相手に、性魔術の研究のためさらなる変態行為に着手していきます。

「あ、あの。ぼく、女の子(サキュバス)じゃないんです。男の子(インキュバス)なんです」
「そうだったんだ?ぜんぜん構わないよ。衆道というのもずいぶん究めたものだから」

そんな中、ある時エレナが三人の乱交場面を見てしまい……。その瞬間、彼女も前生の記憶を取り戻します。
彼女もやはり前生は魔術師で、直近の前生において当時のタロウに打ち負かされ、散々に辱められていたのです。
そのため彼女は自分の転生をコントロールして、復讐の機会を狙っていたのでした。

「本当はアタシ、タロウが好きだったの。アタシにもえっちしてぇ」

復讐の念を胸に秘め、性魔術を逆手に取ってタロウを陥れるつもりのエレナ。
かたや淫魔姉弟も、タロウの支配から逃れる機を窺っています。

一触即発の危険を孕んだ性魔術の饗宴は、ますます変態度を高めていく……。

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