僕と恋するポンコツアクマ。

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俺は未曾有の貞操の危機に陥っていた。

「お願い……!後生だから……私に、おちんちんを触らせてっ……!」
必死に俺のズボンを下ろそうとしている幼馴染によって。

「年頃のサキュバスなのにねんねちゃんなんて、恥ずかしくてお嫁にいけないし……!」
どうも生まれた時からの幼馴染はヒトではなかったらしい。

突然に押し込まれることになった学園の特設寮。
そこは見るも見事、聞くも見事なポンコツアクマたちを集めた女子寮だった。

「7月とは言ってもまだまだ冷える。ぬくもりのお裾分けもらう。ぎゅ」
ふにっふにのクラスメイトは極度の寒がりな雪女。

「動物っていいですよね?お洋服、着なくて許されるんですから。はぁぁ~」
窮屈なのが苦手で開放感を愛する真面目な後輩ミイラっ子。

「ひとつ屋根の下で暮らしてても、お兄ちゃんがイタしてる最中のラッキースケベもないし」
フリーダムで全然慎ましくないブラコン駄天使。

「ものすごい精力増強剤が作れたら、どれだけの人が幸せになるか考えたことはないのかい?」
エロい新薬開発に情熱を燃やす魔女先輩。

ポンコツなマ族たちの更生を目的として集められた寮で、
手違いで入寮してしまった俺は入寮条件の代わりとして、
寮監の仕事を手伝うアシスタント寮監として置いてもらえることになった。

「じゃ、じゃあさ……?蓮くんが、その、先生なら……。
わたしたちの先生役も、蓮くんがしてくれるってことだよね……?」

こうして、この可愛くもどうしようもないポンコツアクマたちとの、
健全なオトコのコとして幸せで困る日々が始まったのだった――

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