『……なんでこんなことになったんだっけ……?』
「ちゅぱ……ぺろ、ん……ぺろ……れろぉ……」
「んっ……んっ……んちゅ、ちゅぱ……んっ、んっ、れろ……」
下半身に……もっと言えばチンコに伝わるこそばく甘い刺激。
ぺろぺろと、ぬちょぬちょといやらしい快感を感じながらそんなことを考える。
「はぁ、むぅ……るろぉ……ゆぅ、ちゃん……」
「んむぅ、ちゅっ……ちゅ、んぷっ……ん、悠くん……」
俺、上倉悠の名前を呼びながら。
舐めてくれてるのは二人の幼馴染。
一人はずっと一緒にいた幼馴染の榛名紗香、さやねぇ。
一人はずっと離れていた幼馴染の相馬真由、真由
気持ちいいし、二人の女の子からこんなえっちなことをされてるのは嬉しい。
……嬉しいんだけど!
『……なんでこんなことになったんだっけ……?』
もう一度そう思う。
始まりは昔の出会いで。
きっかけは今の再会。
「もぉゆーちゃん、別のこと考えてない?」
「ちゃんと私たちのこと感じててよ、悠くん」
「だ、大丈夫! ちゃんと感じてるからっ」
……えっと、とにかく……!
「わたしたちの好きって気持ち、ちゃんと伝えるんだから」
「私たちの好きって気持ち、ちゃんと受け取ってもらうんだから」
こうして幼馴染二人による、ルールなし、Hありの。
俺争奪戦が始まるのだった!