小夜子。
絶海の孤島にある館の女主人。
年齢不詳。正体不明。
島に迷いこんだ者の欲望を煽り、堕落させる。
それが小夜子にとっての日常だった。
そんな日常が数百年・数千年も続いていた。
しかしとある理由により、
その日常は終りを告げようとしていた……
一方、日本では出生率が低下し続けていた。
少子化対策として政府はさまざまな政策を実行していくが、
大した成果をあげることができず、少子化はさらに進み、
ついに出生率は0.98まで低下した。
馬渕陽子少子化対策担当大臣はこの危機的状況を解決すべく、
ある「一人の女」に接触を試みる……
それは… あの『小夜子』だった。
【同梱特典】ドラマCD「杏奈と子猫」付