巨乳ファンタジー3

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主人公は冥界にいる、パイズリの神様。しかし、主人公の神像をつくる者や主人公のミニチュア神像をペンダントにして身に着ける者はおらず、ランクは決して高くない。ランクを上げて、巨乳で名高い天界のアテネといい仲になりたいところだが、そうはなかなかいかない。

そんなある日。
いつものように仲良しの死神ファローンと剣劇遊び。剣劇は大好きである。剣劇の後、妙な岩の突起をつっついたところ、下界(人間界)へ飛ばされてしまう。

気がつくと、ロマニア帝国辺境のゲルニア州のカディス村近くの森で身動きが取れなくなっていた。

脱出するためには、自分の像をつくってもらうのが一番。そうすれば自分はパワーを得て脱出できるが、人はいない。おまけに主人公は神の1人なので、自分から名前を名乗れない。神は、自ら自分の名前を名乗れないことになっているのだ。

唸っていると、そこへ乳族の男たちがやってくる。主人公が声を掛けると、「悪魔〜〜っ!」と叫んで逃げてしまう。ロマニア帝国には悪魔の概念はないが、乳族の宗教には悪魔の概念があったのだ。

次に乳族の男たちは主人公を悪魔と考えて、退治しようとやってくるが、そこへふらふらと森の中から髪の毛が蛇の女が現れる。村人は何人かが石となり、逃げていく。

(メデューサか……?)

と思う主人公。
乳族の男たちは、もはや相手が悪魔であろうと退治してくれるのなら力を借りるしかないのでは、と話をしている。賛成派と反対派の激しい言い争いの末、賛成派が主人公の像をつくって供える。主人公は脱出。

「悪魔様、何とか森の化け物を退治してください」

と乳族の男は頼む。主人公は自分の像をつくらせて、化け物の女と対面することになる。

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