時は西暦2020年。
3年前の法改正で、「男の娘法」が成立した。
男の娘たちは家畜のように扱われ、
そして売買される物品となった……
それもこれも男の娘たちの出す精液がいけなかった。
男の娘たちの放出する精液は、美容、医療など多岐にわたり活用できることが発覚。
今や人々の生活には欠かせないものとなり、
金と同等の取扱いだった。
国はこれをうまく扱おうと、男の娘法を成立。
男の娘たちは「国立 男の娘牧場」で毎日精液を搾り取られることとなる……
これは国立牧場ではない、一軒の小さな酪農家と
一人のかわいらしい男の娘の話である……
※「頬を叩く」、「焼印を押す」程度の暴力表現があります。苦手な方はご注意ください。