■□■ストーリー■□■
「ねぇ祥平。最近授業中に眠ってばっかじゃん。ダメだよ、ちゃんと授業受けなきゃ」
余裕たっぷりの笑みを浮かべる美唯奈に見つめられ、視線を逸らす。
なんだよ、母親ぶって。俺と同じ歳のくせに。
でも本当のことだから困るのだった。
クラスメートが母親――それがこの1ヶ月、俺が抱えている悩みの種だった。
親父の再婚……そこまで良かったのだが
なんでよりにもよって、俺のクラスメイトを再婚相手に選ぶかな。
親父が年相応の相手を見つけてきたのなら、全然問題なかったのに。
そんなある日の夜。
ガチャ――。
「なんだよ美唯奈。ノックしろって何度言ったら――」
またノックもなしに開いたドアの方へ視線を向けると、美唯奈がとんでもない格好をして立っていた。
「ねぇ祥平――あたしとエッチしない?」
いきなり突拍子もないことを言われ、唖然としてしまう。
「なにバカなこと言ってんだよ。そんなことできるわけないだろ」
「今夜お父さん帰り遅いんだからできないでしょ。だから、ね? いいでしょ。
さっきから疼いちゃってて、あたしもう我慢出来ないよ。あたし毎日エッチしたいんだ。だからお願い」
イヤらしい顔をした美唯奈が手を伸ばしてきた。
身を硬くしながら、ズボンのチャックに指がかかるのを見守っていた。
■□■登場キャラクター■□■
●桐原 美唯奈 (CV:凪)
義母で、同じ学園のクラスメイト。
面倒見がよく、母性が強い。
小さな身長から、小動物を思わせる。
性欲がとても強く、夫だけでは物足りないところがある。