【どうしたらもっとうまく操れるかしら……】
「ねえ、ちょっと、それもしかして私の――」
まずい、春生に見つかった!
まんまと盗みだした催眠装置で好き放題のハジメだったが、頭隠して尻隠さず。
悪事はすぐに露見した。
「しまった!」
やばいぞやばいぞ。
このままじゃ俺の学園生活は破滅する。
どうするどうするどうするどうする。
あ、そうだ……一か八か、これを春生に対して使ってみたら……。
考えるより先に、指がボタンを押していた。
ヴゥゥゥン!
「…………」
き……効いた?
「えっと……ふ、服を脱げ」
「はい……」
「おおっ!? じゃあ、足を開け」
「わかりました……」
「おおおっ! じ、じゃあ……!」
ハジメは考えて、そして言った。
「俺のために、もっと色々な装置を作れ!」
「はい……ご主人様……」
ハジメの股間に奉仕しながら春生はうなずいた。
これでいける!
どんな相手でも思うがままだ!
「ご主人様のご命令のままに…………うふふふふふふふふ」
常識と倫理感の壊れたマッドサイエンティスト、人心を操る怪しげな宗教団体、弄ばれていく女たち。
自他ともに認めるスケベ主人公・ハジメの運命は果たして!?
エロ特濃! シリーズの名(迷?)ヒロイン・綾河春生の学生時代をつづった、もう一つの操心術!