──星逢い(ほしあい)
主人公・花鳥幸和(かとり さちかず)が住む星籠町(ほしかごまち)では、
そう呼ばれるお祭りが、毎年旧暦の七夕の日に行われている。
ある初夏の日、幸和は幼馴染みの綿貫(わたぬき)つゆりと共に、
お手製の和菓子を海岸の岩場にある祠にお供えしに行く。
そこで遭遇したのは、真ん丸い謎の生き物「まんじゅう様」
まんじゅう様に組み付かれたつゆりは、徐々に顔を赤らめ息も荒くして……
助けようとした幸和を、逆に押し倒してしまう。
その時のつゆりの表情は、まさに「発情」そのものだった。
幸和の精液を浴びると正気に戻るつゆり。
そんなふたりの前に現れたのは、巫女服を着た日下穂積(くさか ほづみ)と名乗る女の子。
彼女はこう宣言するのだった。
「この度は、まんじゅう様のお目覚めに合わせて開かれる『星逢いの礼(れい)』を取り計らうために参上いたしました」
まんじゅう様が発するのは、エッチなことがしたくてたまらなくなる甘い匂い。
それをかいで性衝動を突き動かされた女の子たちを抑えられるのは、幸和の精液のみ!
妹の花鳥鈴(かとり りん)、そしてイギリスからの転入生、アナステシア・ローズも巻き込んで、
『星逢い』をめぐる恋のお祭りが始まる!